■エアコンクリーニンが何故必要なのか?
エアコンはお部屋の空気を機器内に取り込み、熱交換器で空調して再びお部屋に送り返しています。
エアコンにはエアコンフィルターがついておりますが、このエアコンフィルターの網目は粗いため、カビやウイルスなどの極微小な粒子は当然この網目をすり抜け、機器内に進入します。
空気中に漂っている物質はウイルスのほかに、カビ、花粉、PM2.5、建材のカスなどのハウスダストです。
機器内に進入したこれらのハウスダストは、徐々に内部に堆積していきます。
さらにエアコン内部は湿気が溜まっているため、カビや菌の住みやすい環境なのでそこで増殖していきます。
エアコンを未清掃のまま使い続けると、これらの汚れを含んだ風がエアコンから出てくることになります。
皆さんご存知の通りハウスダストは健康に影響を与えます。
特に小さなお子様やご年配の方は免疫力が高くないのでその影響は大きいと思われます。
エアコンを点けた時に咳き込んだりする方はエアコン内部から出てきたハウスダスト(カビや菌等)の影響かもしれません。
また、エアコン内部にホコリが溜まると熱交換器という空調する機械の隙間がどんどん埋まっていきます。
熱交換器の隙間が埋まると、エアコンの内部の通気性が悪くなります。
そうなると、エアコンの運転効率が悪くなり、適正な温度設定であってもエアコンの効きが悪くなるため、温度調整をしようと思ったらより強力な設定でエアコンを稼働せざるをえなくなります。
強力な設定でエアコンを稼働すると、電気代が過剰にかかることになります。
また、無理な設定でエアコンを使い続けることで機器にダメージを与えることにもなります。
しかし、中途半端なエアコンクリーニングはお勧め出来ません。
例えば、市販のエアコン洗浄スプレーです。
これは熱交換器に洗浄スプレーを吹き付けることにより洗浄するものですが、これでは熱交換器の表面だけの洗浄しか出きず内部までは洗浄できません。更に洗浄スプレー塗布後に水ですすぎをしない場合は残った成分が後にカビや菌の餌になる可能性もあります。
あとは業者に頼む場合も注意が必要です。『格安』といったキーワードで5,000円以下の金額でやっているところは要注意です!
大半が中途半端な作業(カバーは外さない、送風口のみの洗浄、水のみで洗浄、高圧洗浄が雑、しっかり乾燥させていない、等)です。
このような中途半端な作業の場合、カビや菌が多く残り、直ぐに繁殖してしまうためクリーニングの意味がなくなってしまいます。
当店のエアコンクリーニングは分解後、外したパーツを手洗いし、熱交換器及び送風口内部(ファン含む)を除菌洗浄剤塗布後に高圧洗浄機にて丁寧にしっかりと汚れを落とし、最後にしっかり乾燥させます。
リビング等、シーズン中、毎日使う場所のエアコンは1年に1回のクリーニングをお勧めします。その他の場所については使用頻度の違いで汚れ方は変わりますのでお申込みの際にお尋ね下さい。